50代の私が3ヶ月で8kg痩せた方法
人間の体は、40代、50代、60代…と歳を重ねていくにつれて基礎代謝も落ちていき、どんどん痩せにくい身体になっていきます。でも、やり方さえ間違わなければ何歳になってもダイエットは可能です。
今までどんなダイエットをやっても痩せなかった56歳の私が、ジムやエステに行くことなく3カ月で8kgのダイエットに成功しました!
このページでは、50代が3ヶ月で8kg痩せたダイエット方法をシェアしたいと思います。
私は揚げ物や甘いスイーツが大好きなのはもちろん、特にビールが大好きで毎日の晩酌も欠かしません。ダラでズボラで運動嫌いですが、痩せたい!という気持ちだけは大きくて、テレビや雑誌で見かける流行りのダイエットはほぼ全部チャレンジしてきました。
結果はどれもこれも失敗ばかりで…気がつけばもう50代後半。アラ還です。
この歳になると普通ならもうダイエットなんて諦めてダラけた生活にどっぷりと浸かってしまいそうですが、でもやっぱり痩せたい気持ちを諦めきれず、様々なダイエット方法を研究し、50代でも楽にできる方法を組み立てて実践したところ…なんと!2週間で4kg、3ヶ月で8kgのダイエットに成功しました!
一体どんなダイエットが私をここまで劇的に変えてくれたのか、40代、50代でダイエットを成功させたい人はぜひ参考にしてみてください。
ダイエット失敗続きで太っていた頃の私
私は30代頃は46kgだったのですが、40代後半になると55kg、そして50代に入ってからは坂を転がり落ちるように更にドンドン太り…気が付いたら61kgにまで太ってしまいました。
上の写真は61kgの頃の私です😓
160cmの身長で60kgを超えるとLサイズもパツパツでXLサイズしか合いません。
体のラインが出ないように…と、少し大きめで買ったはずの13号のフォーマルウェアも久しぶりに着るとムチムチで、背中からはブラのラインと盛り上がったお肉がクッキリ。ヤバすぎて買い直すことになりました。
普段出かけるときも常にオーバーブラウスで、ウエストインなんて絶対に無理でした。
何かイベントごとや用事ができたりすると、それまでになんとか痩せようと、慌ててダイエットを頑張るんですが痩せてもせいぜい2kgどまり。どんなに頑張っても58kg以下になることはありませんでした。
そんな私がダイエットに成功!
何をやっても痩せない私の身体…いや、もしかしてこれは今までやってきたダイエットの方法自体が私に合っていないのかもと思い、ダイエットに真剣に向き合うことを決意。
自分で様々なダイエット方法を研究し、50代でも楽にできる方法を組み立てて実践すること3ヶ月。なんと8kgの減量に成功することができました!
体重自体はダイエット開始5日目くらいから減り始めましたが、「これはいけるぞ!」とダイエットの効果を実感し始めたのは、ダイエット開始から2週間目くらい。61kg近い体重が、4.5kg減の56.5kgになった頃です。(その後1カ月近く停滞期あり)
下の写真は、61kg時代のもの(写真左)とダイエットを始めて4週間後の56.5kgのもの(写真右)を比較していますが、4kg以上体重が落ちると整形レベルで顔が変わりました!
4週間で驚くほどお腹周りのゼイ肉がなくなりました!
左側のダイエット前は「このお肉、どうやったら取れるの?」と途方に暮れてしまうほど胸の下がキンキンに張っていて…下腹は両手で掴み切れないブヨブヨした三段腹。とにかくお腹周りが酷くて嫌でした。
横から見るとよくわかりますが顔は顎も無く常に二重顎、更に水着の下からもブヨブヨの下腹がチラチラはみ出ていました。
そして右側がダイエット開始から4週間目。
たった4週間でこの見た目の変化って凄くないですか!?
4kgと言えば2kgのお米2袋分です。それだけの体重が減ったのだからそりゃお腹も凹むし垂れさがったお尻もマシになるだろうとは理解できますが、4週間でこんなに見た目が変わるとは、、、。
太もも周りやふくらはぎも細くなり、垂れ下がったお尻周りのお肉もかなり減りました。水着からでろ~んとはみ出していたポッコリお腹もほとんど無くなり、埋もれていた顎が少しでてきました。
そして胃の周りや下腹の肉が少なくなったからか?目の錯覚で少し胸の高さが上がったようにも見えます。下に引っ張られる重力が減ったのでバストが上向きに見えるのかもですが、「50代で胸が上がるの??」と、自分が一番ビックリしました。凄い変化です!
一番悩んでいた胸の下から下腹にかけてのタプタプ三段腹のゼイ肉がきれいに無くなりましたが、その部分の皮が余って垂れるというようなことは無かったです。
50代ダイエット成功の秘訣
50代の私が実践して成功したダイエットの秘訣。それはダイエット理論に基づき、以下の項目を継続して実践することでした。
ダイエットの目的「体重を減らす」ということは理論的にはとても簡単なことで、自分が毎日生活に使っているカロリーよりも摂取カロリーが多ければ太り、少なければ痩せていきます。
ただ、ダイエットの難しいところは、そこに人間の身体の防衛本能が加わり、摂取カロリーを減らすと身体が飢餓状態であると認識して防衛体制に入り、体重を減らさないようにコントロールしようとしてしまうのです(いわゆるダイエット停滞期)。
つまり、人間の体は食べれば食べるほど太っていきますが、いざ痩せようと思っても防衛本能が働いて痩せにくいという性質を持っているのです。
この防衛本能をどうにかしないと楽にダイエットすることはできません。
今回私が実践して成功したダイエット方法は、身体が本来持っている防衛本能を錯覚させ、うまく回避しながら痩せていくという方針の、できるだけお金を掛けずに成功するダイエット内容になっています。
では、実際に私がやった方法を詳しく見ていきましょう。
「毎朝」体重を測る
50代ダイエットを成功させる秘訣の一つ目は、「毎朝」体重を測ることです。
「えっ!?それだけ」
と思うかもしれませんが、この「毎朝体重を測る」ことはダイエットを成功させるうえで最も基本的で大切なプロセスの一つです。毎日体重を測ることは、毎日自分の気持ちを「ダイエット」に向ける効果もあります。
ダイエットで失敗する原因は、ほぼ決まっています。ダイエットを忘れてしまって続かない、もしくは効果が無いからと数日で諦めてしまうからです。
そんな弱い自分の心を奮い立たせるためにも、毎日体重計に乗るという行為はダイエットを思い出すことに繋がり、ダイエットをしたい人にとって大事な儀式のようなものになります。
また、昼や夜ではなく「朝」測るという時間帯もとても重要なポイントです。
朝は睡眠によるカロリー消費効果もあり、人間の体が1日で1番軽い時間帯になっています。昼や夜になると食べ物や飲み物の摂取で800g~1kgほど体重が増えます。
つまり、朝に体重を測るということは現在実践しているダイエットの効果を数字で見るのに最も適した時間帯であり、なおかつ自分のダイエットのモチベーションを保たせるのに最も適しているということです。
スマホアプリ連動の体組成計
毎日使用する体重計は、「体脂肪率」「BMI」「内臓脂肪率」「基礎代謝量」「筋肉量」「推定骨量」など様々な数値を一瞬で測定してくれる体組成計を使うのがおすすめです。
私が使っているのはタニタの体組成計ですが古いタイプなので、自分で体重や体脂肪率などを毎日ノートに記録しているんですが、これが凄く面倒くさいんです。
今は自動で色んなデータを瞬時に送信して記録してくれる高機能な体組成計もあります。
タニタの高機能な体組成計は1万円前後しますが、無名のメーカーで良ければアマゾンではスマホ連動の安い体組成計が2,000円前後から売っています。ページを貼っておくので参考にどうぞ。
無理をしない食生活の改善
二つ目の50代のダイエット成功の秘訣は「無理をしない食生活の改善」です。
人間の身体は、日々食べているもので作られています。そのため、現在の太った自分を作り出した今の食生活を改善しなければ、過度な運動無しでダイエットを成功させるのはほぼ不可能です。
でも食生活を改善できればダイエットは成功するということです。
ただ、食生活の改善といっても、一体何をどう変えれば良いのか分からないですよね。無理のある食事制限は続かないし、無理して痩せたとしてもすぐにリバウンドしてしまいます。
そこで私は、食事とダイエットのメカニズムを元に無理のない方法を考え、無理せず食生活の改善をして50代のダイエットを成功させました。
50代のダイエット成功につながった「無理をしない食生活の改善方法」は以下となります。
どの食事の改善項目も難しそうに思えますが、実はどの項目もちょっとした工夫をすることで簡単に実現することが可能です。詳しく見てみましょう。
自炊して高カロリーの食事を控える
食生活の改善で一番重要なのは「高カロリーの食事を控える」ことです。先にも述べた通り、身体の体重は消費カロリーよりも摂取カロリーが多いと太り、少ないと痩せます。
そのため、揚げ物や脂身の多い肉などの高カロリーな食事を摂ることを避け、カロリーを抑えた食事を心がけることがダイエットの成果に繋がります。
しかし、外食での食事やスーパーで売っている出来合いの揚げ物などになると、食用油で最も高カロリーな動物性油「ラード」が使用されていることが多く、必然的に高カロリーな食事になってしまいます。
また外食は食べたときの満足度を増すために、必要以上に高カロリーなメニューになっているため、外食中心の食生活ではカロリーを抑えた食事は不可能となってしまいます。
そこで低カロリーな食生活を実現させるためにおすすめしたいのが「自炊」です。
自炊で自分で食事を作ることで、例えばお肉を食べたいときでもタンパク質が多く、脂質の少ない鶏の胸肉を使ったりすることができるし、たとえ高カロリーな揚げ物を作ったとしても、自分で揚げることで、その過程で油が回って、そんなに量を食べることができなかったり…と自動的にカロリーを制御する食事を実現させることもできます。
健康的な食生活を目指すうえでも「自炊中心の食生活」はとても重要なことです。自炊嫌いな人も自分が作った食事でダイエットができたら、食事を作ることの楽しみが見つかるかもしれません。
血糖値の上昇を抑える食事
食生活改善で「血糖値の上昇を抑える食事」を心がけることもダイエット成功のためにはとても大切な要素になります。
どうして「血糖値の上昇を抑える食事」がダイエットに有効かというと、血糖値が上昇する(つまり血液中の糖の濃度が上がる)と、それを分解するために膵臓からインスリンというホルモンが分泌され、糖質と結びつき血糖値を下げる働きをするのですが、そのインスリンと糖質が結びついてできるのが、ダイエットの大敵である「脂肪」なのです。
緩やかに血糖値が上昇するのであれば問題ないですが、急激に血糖値があがるような食事をすると、インスリンが過剰に分泌されて、結果的にたくさんの脂肪が生まれてしまうのです。
摂取してからどれぐらいの速さで血糖値を上げるかを数値化した「GI(グリセミックインデックス)値」という指標があるのを聞いたことがある人も居るかと思います。
この「GI値が低い食材」を積極的に取り入れることで、食事の際の急激な血糖値の上昇を抑えることができ、結果的に脂肪の生成を抑えることができるというわけです。
「でもGI値の低い食材って何?」
と疑問に思うのは当然です。そこで日本の食生活で身近な食材のGI値を以下の表にまとめてみました。なおGI値100(マックス)は、摂取するとすぐに血糖に変わる「ブドウ糖」です。(表はスライドします)
食材 | GI値(概算) |
穀物 / 調理済み |
白米 | 84 |
玄米 | 55 |
タイ米 | 50 |
パン類 |
あんパン | 95 |
フランスパン | 93 |
食パン | 91 |
全粒粉パン | 50 |
麺類 |
うどん | 80 |
カップ麺 | 74 |
パスタ | 65 |
中華麺 | 61 |
そば | 59 |
春雨 | 32 |
果物 |
フルーツ全般 | 65以下 |
野菜 |
じゃがいも | 90 |
にんじん | 80 |
とうもろこし | 70 |
さつまいも | 55 |
きのこ類 | 60未満 |
その他 |
豆類 | 60未満 |
牛肉 | 50未満 |
豚肉 |
鶏肉 |
魚介類 |
乳製品 | 40未満 |
卵 | 30 |
海藻類 | 30未満 |
上白糖 | 109 |
きび砂糖 | 100 |
オリゴ糖 | 10~30 |
上のGI値の表から見て分かる通り、主食のご飯(白米)や食パンは食材の中でも非常に高いGI値になっていて驚きです。逆に玄米や全粒粉パンはGI値が低いのがわかります。
玄米ご飯がダイエットの味方
このGI値の数値を知り、私は朝食としていつも食べていた菓子パンをやめ、主食も白米から玄米に変えることにしました。食生活の改善です。
ただ、私がダイエットをするからといって家族の主食を白米からいきなり玄米にするのはちょっと抵抗があるし、かといって私の玄米と家族の白米と毎日別々に炊くのも面倒です。
そこで私の主食となる玄米は、家族の分とは別にレンジでチンして簡単に食べられる、下の玄米のパックご飯にしました。
玄米は自分で実際に炊いてチャレンジもしてみましたが、白米よりも浸水時間が長かったり、炊く時間も長くなったりと面倒で仕方が無いんです。
でも、パックの玄米ご飯はレンジでチンすればすぐに食べられるので、そんな面倒臭さからも開放されました。
自分で炊く普通の玄米ご飯は食感が白米よりも固めでパサパサしているんですが、上で紹介している玄米ご飯は、圧力釜などを使って出来上がりまでに3日もかかる「寝かせ玄米製法」で作られた栄養素たっぷりの酵素玄米ご飯で、まるで赤飯を食べているかのような、もち米みたいなモチモチ食感。「これが玄米なんて信じられない」というくらい段違いの美味しさなんです。
それだけ美味しいのに価格は普通の玄米のパックご飯と変わらないというところが◎。
手の込んだ「寝かせ玄米製法」の玄米ご飯は自分で自炊で作るとなると多分2~3回で嫌になって止めてしまうのは簡単に想像できますが、そんな美味しい玄米ご飯を手軽にネットで買って、食べる時にレンジで温めるだけなので苦労なく続けることができています。
内容量は一般的なパックご飯よりも多い180g。私はチンした後、半分の90gだけ食べて残りの半分の90gは100均の容器に入れて冷凍して次の食事の時にチンして食べるようにしています。
近所のスーパーやAmazonでも同じものを買えますが定価販売です。メーカー本サイトなら常にセール価格で買えるので、できるだけ安く買いたい場合はメーカー公式サイトをチェックしてみてください。
とまぁ、これは私のダイエットのケースなのでこれだけが正解ではないですが、GI値の低い食生活というのは白米を玄米やジャスミンライスに変えたり、食パンを全粒粉パンに変えたりと、ちょっとした工夫で簡単に導入できるのでダイエット成功を目指すならぜひ取り入れたい改善要素になっています。
今はコメ不足で白米の流通が減っているので、玄米ご飯やジャスミンライスにチャレンジするのにはちょうどいいかもしれないですね。
タンパク質を多く摂る
タンパク質を多く摂る食事を心がけることも、ダイエットにはとても大切です。タンパク質は肉や魚などに多く含まれる、筋肉の源になる栄養素で、身体の筋肉を成長させるのに不可欠な要素となっています。
「筋肉がダイエットにどう関係あるの?」
そんな風に疑問に思うかもしれませんが、筋肉量が増えると身体の基礎代謝が上がります。つまり、タンパク質を多く摂る食事というのは、ダイエットに欠かせない身体の基礎代謝を高めるための食事というわけなのです。
女性の場合、1日のタンパク質の摂取量の目安は50g程度と言われていて、毎日50gほどのタンパク質を摂取することで健康的に痩せていくとも言われています。
でも、1日50gのタンパク質って何をどれだけ食べれば良いのか、身近な食材に含有しているタンパク質の量を表にまとめました。表はスライドします。
食材 | 質量 | たんぱく質 |
鶏もも肉 | 100g | 19g |
鶏むね肉 | 100g | 25g |
牛肉 | 100g | 17g |
豚肉 | 100g | 14g |
サバ | 100g | 21g |
鮭 | 100g | 22g |
卵 | M1個 | 6g |
牛乳コップ1杯 | 200cc | 6.6g |
白米 | 100g | 2.5g |
豆腐 | 100g | 5g |
高野豆腐 | 100g | 49g |
ブロッコリー | 100g | 4.3g |
キャベツ | 100g | 1.3g |
上の表からも分かる通り、お肉や魚にはたくさんのタンパク質が含まれていることがわかります。そのため、1日に2回の食事には魚か肉を食べて、1日1個卵を食べて、牛乳をコップ1杯飲んでおけば、1日50gのタンパク質の摂取量に届きます。
また、高野豆腐は食材の半分はタンパク質で出来ていて低カロリー(1枚85kcal程度で8g程度のタンパク質を含有)なので、うまく利用すればヘルシーにタンパク質を摂取することが出来ます。
なお、野菜にはあまりタンパク質は含まれていないのですが、唯一ブロッコリーには比較的多くの蛋白質が含まれているため、野菜中心の食事をする場合は積極的に食べたい食材の一つです。
腸内環境を整える食生活
腸内環境を整えてくれる食事もダイエット成功には大切です。
人間は食べたものの栄養素を吸収して、不要なものを排泄するというサイクルで生きていますが、腸内環境が悪く便秘がちになると、身体から不要なものが外に出にくく体内に留まってしまうためダイエットにも不利な身体になります。
そのため、腸内環境を整えることはダイエットを成功させるうえでも非常に重要なファクターとなるわけです。そんな腸内環境を整えてくれるのに役立つのは食物繊維の多い食材や、大腸のビフィズス菌を増やしてくれる食材を摂取することが重要になります。
食物繊維が多いことで知られている食材は、とうもろこしや豆類、さつまいもなどですが、この中でも「さつまいも」は甘くて美味しいにもかかわらずGI値が55と低いのでおすすめです。
また腸内環境を整えるビフィズス菌はヨーグルトなどの発酵食品に多く含まれていますが、腸内にあるビフィズス菌の栄養になってその効果を高めてくれる「オリゴ糖」も腸内環境を整える食材として非常に有効です。
さらにオリゴ糖は、砂糖代わりの調味料として使えてGI値も10~30と非常に低いことにも注目です。
私は毎日砂糖代わりにオリゴ糖を摂取していたにもかかわらず、酷い便秘症で悩んでいましたがオリゴ糖の種類を見直すことで腸内環境の改善をすることが出来ました。
痩せたい ダイエット
ダイエット成功の秘訣は日本で一番売れてるオリゴ糖!
56歳の私が2週間で4kg減、2カ月で6kg減、3カ月で8kg痩せた秘訣の一つはオリゴ糖で腸内環境を整えたから。オリゴ糖を飲むとどうして痩せるのか?どんなオリゴ糖がダイエットにおすすめなのか?詳しく解説します。
就寝3時間前以降は食べない
食生活の改善は、GI値の低い食材にしたり、タンパク質の多い食事内容にしたり、腸内環境を整えるものを食べたり…と、なかなか難しい内容になっていますが、この「就寝3時間前以降は食べない」という食生活の改善はわかりやすくて実践しやすい内容です。
人間の体は食べたものを胃で消化するのに約2~3時間かかるといわれており、胃に食べたものが残った状態で寝てしまうと、寝ているときも胃が消化活動を続けるため、結果的に快眠を妨げることになってしまいます。
また、就寝時の消化活動は胃の負担も大きくなるため消化不良にも繋がり、結果的に朝食が思うように食べられなくなったりして体調不良の原因にもなっていきます。
こうした睡眠不良や体調不良は、肥満の原因にもなり、その不摂生を積み重ねていくと生活習慣病の原因にもなっていくなど、良いことは全くありません。
最近の医学の研究では、就寝時に胃が消化活動を終えていることで、就寝中に細胞中の老廃物を分解する「オートファジー」や、「長寿遺伝子」の活性化を導き、そのどちらも認知症予防にも有効とされているそうです。
就寝3時間前以降は食べないという食習慣は、ダイエット効果だけでなく体の健康にも大きく貢献してくれ、長生きにもつながるということです。
ダイエットに貢献できる「無理をしない食生活の改善」の内容は以上となります。
毎日のお酒を止める
続いてのダイエット成功の秘訣は「毎日のお酒を止める」です。私は毎晩ビールを飲むのが大好きだったので、お酒を止めるということはものすごく大変でした。と言うか、ダイエットの中で一番辛いことでした。
でもアルコールの摂取というのはダイエットにとって絶対に大敵なのだということを知って毎晩のビールをやめることが出来ました。
食事で摂取した炭水化物や脂肪、糖分は肝臓が分解してくれるのですが、アルコールが体内に入ると肝臓はアルコールを体内の危険な毒物として優先して分解していきます。そのため、本来分解されるはずだった脂肪や糖質が分解されず、体内に蓄積されていき内臓脂肪などに変わっていってしまうのです。
つまり、毎日の飲酒習慣は体内に脂肪を貯めていくことに繋がり、気がつけば中年のポッコリお腹、メタボ体系が完成するということです。
「デブでもいいから毎晩お酒を楽しむか、それとも痩せたいのか?」
アルコールの摂取をするかどうかは、究極の選択です。お酒には糖質オフなんてものも存在しますが、糖質オフだろうがなんだろうが、お酒を飲むことでもれなく太ります。そしてアルコールは最後に糖分に変わり、それはカロリーとなります。
糖質オフのビールだったとしても、アルコール度数はゼロではありません。そして成分表を見ればわかりますが100ccあたり30kcal前後、一缶100kcal前後のカロリーがあります。肝臓がアルコールを分解している間にその100kcalは内臓脂肪として蓄積されます。
お酒が大好きな私にとって、毎日のお酒をやめることはめちゃくちゃハードルが高かったですが、未来のウェストの引き締まった自分を夢見て信じて、毎日の飲酒はやめることにしました。
気軽にできる軽い運動を取り入れる
毎日の生活で軽い運動を取り入れるのも、ダイエット成功の秘訣です。
ただ私はダラで出不精なので、近所の公園をジョギングするなどのアクティブなことはダルくて嫌になってすぐにやめてしまいます。
なので、私は家に居て気軽にできる軽い運動として「毎日15分の踏み台昇降運動」をダイエットのために取り入れました。踏み台昇降なら、外が暑かろうが、寒かろうが、雨が降っても雪が降っても、雷が鳴っていても部屋の中でできます。
踏み台昇降15分間で消費されるカロリーは約50kcalと少量ですが、毎日少しの運動を行うことで、身体が活性化されて基礎代謝が上がります。また踏み台昇降は有酸素運動なので内臓脂肪の消費に効果があり、健康的に美しく痩せる手助けをしてくれます。
そして何より、体を動かすことで自分がダイエットをやっているという実感が湧いてくるし、体を動かすことは気持ちを前向きにしてくれる効果もあります。
踏み台昇降にかかわらず、この継続した軽い運動は朝起きてすぐにやるのが効果的。1日の後半になっていくと段々と体を動かすのがダルくなってきて「今日はしなくて良いかな…」なんて気持ちが湧いてきて続きません。
朝起きてすぐに身体を動かすことが、日々継続することにつながりひいてはダイエットの成功につながります。私は朝起きてまずトイレに行き、次に体重を測ってノートに記録し、そしてそのあとすぐに踏み台昇降をしています。
ちなみに、踏み台昇降をする場合、踏み台昇降用のステップではないものを代用して使うのは滑ったりして危険です。ちゃんとした踏み台昇降用のステップを用意しましょう。
私はリビングに出しっぱなしにしていても目障りにならない、ちょっとした腰かけにもなる踏み台昇降用ステップを買って愛用してます。足あたりも柔らかでとても使いやすいです。
踏み台昇降用のステップは私が買う時にいろいろ検索して探しましたがアマゾンが一番安かったです。価格的には3,000円~5,000円くらい。安全に踏み台昇降ができればどれでもOKです。
空腹状態を作らないおやつ習慣
空腹状態を作らない間食(おやつ)習慣を身につけることも、ダイエット成功の秘訣となります。
「ダイエット」と「間食(おやつ)」は一見相反することのように思いますが、実は起きている日中に空腹状態を作らないことはダイエットをする上でとても大切な要素となります。
人の体は、飢餓状態、つまりお腹が空いた状態になると防衛反応が起こり、必要な栄養やエネルギーの素となる脂肪を蓄えようとするため、摂取したエネルギーが脂肪として蓄えられやすくなってしまいます。
そのため、カロリー量を減らすために間食(おやつ)を我慢してしまうと、食事をした時に摂取カロリーが効率的に脂肪として蓄えられてしまい、結果的に体重が落ちない状況になってしまいます。
ダイエットをしていると、最初は順調に体重が落ちていくものの、途中で全然体重が落ちなくなってしまう「ダイエット停滞期」に陥ってしまうことがありますが、その停滞期の原因も身体が体重の減少を危険と察知して、それを食い止めようとする働きをするためだと言われています。
スムーズにダイエットをするためには、身体が危険を察知しない状態を保つことが大切となってくるので、お腹が空かないように間食を取る(つまりおやつを食べる)ことがとても重要になってきます。
おやつは1回50kcalで1日4回まで
でも間食のおやつがダイエットに大事だといっても、好きなだけ食べていたらカロリーの過剰摂取でもれなく太ってしまうので、1回の間食で食べるカロリー量と1日の間食回数の制限を設けることが必要です。
そこで私がダイエットで決めた間食ルールは「間食1回50kcalまでで1日4回までOK」。
これは厚生労働省が公表している「間食(おやつ)のカロリー:1日200kcalまで」という目安を元に決めたルールですが、1回のカロリー摂取量「50kcal」というのは、一体どのぐらいの量になるのか、下に50kcal以内で食べられる間食の内容を軽くまとめてみました。
項目 | 量 |
チョコレート | 2粒 |
ハッピーターン | 2枚 |
焼き芋 | 50g / 中 1/4 |
バナナ | 半分 |
素焼きナッツ | 4粒 |
個包装のお菓子 | 1個 / 要カロリー確認 |
50kcalというと踏み台昇降15分で消費することができるカロリーに相当しますが、その50キロカロリーで食べられるお菓子は、チョコレートなら2粒、バナナなら1/2…と、想像以上に少ないです。
でも、1日4回までOKと考えれば、チョコレート8粒、バナナ2本、焼き芋1本までとそこそこの量になってくるので、そう考えると間食1回50kcal、1日4回までというのは妥当な間食内容ではないかと思います。
週に1回はダイエットをやめる
続いての50代ダイエット成功の秘訣は「週に1回はダイエットをやめる」です。ダイエットをしているのにダイエットを週に1日やめるというのは「?」な内容ですが、これはダイエット停滞期をできるだけ回避するための秘策です。
先に述べた通り、人間の体というのは体重が下がっていくと「危険」と判断し、防衛本能が働いて体重が落ちにくい状態、ダイエット停滞期が訪れます。その身体の防衛本能を起こさせないために、週に1日はダイエットのお休みを設けるわけです。いわゆるチートデイですね。
私は週に1回のダイエットお休みを設けるまでは、ダイエット停滞期が何度かやってきて苦しい思いをしたのですが、このお休み日を設けることで停滞期を脱し、着実に体重が落ちていくようになりました。
チートデイ(お休み日)なのでビールも有りです(嬉)。
お休み日(チートデイ)を設けることで、気持ち的にも心にゆとりが生まれます。仕事でもなんでもメリハリが無いと疲れてダメにになってしまうもの。それはダイエットでも同じことが言えるというわけですね。
お風呂は湯船に浸かる
お風呂で湯船に浸かるのもダイエットに効果的です。実はお風呂を使ったカロリー高消費の方法に「高温反復浴」(熱めのお湯の湯船に出たり入ったりする入浴法)というのがあり、20分間で約160~200kcalのカロリーを消費できるというものです。下はその方法です。
- 42度~43度程度の熱めのお湯を張る
- シャワーを使って身体を温める(ヒートショック防止のため)
- 湯船にゆっくり浸かって3分入浴
- 湯船から出て5分間休憩。頭を洗いましょう。
- 再び湯船に入って3分入浴
- また湯船から出て5分間休憩。身体を洗いましょう。
- 最後に湯船に入って3分入浴
この高温反復浴をすることでジョギング約20分~30分の消費カロリーに匹敵するカロリーを消費できるという驚異的な入浴法になっています。
ただ、時間を測ってお風呂に入るのは面倒くさいし、熱いお風呂が苦手の人も居ると思います。
なので単純にお風呂に入る時に、最初にシャワーを浴びて体を温めてから、熱めのお風呂に入ってしっかり身体を温めて、一旦湯船から出て頭を洗って、また入浴して入浴を楽しんで、再び外に出て体を洗ったりして、最後にもう一度ポカポカお風呂を楽しむ…という入浴スタイルを習慣づけるだけで、カロリー消費に効率の良いお風呂を楽しめるというわけです。
私はお風呂を溜めるのが面倒くさくて湯船に浸かるのは2日に1回程度ですが、でも湯船に入った翌日には目に見えて体重が落ちるので、入浴はダイエットにとても効果があると思います。
またお風呂に入浴する際は、バスソルトや入浴剤を使うと血行促進や疲労回復に効果があると言われています。私は肩こりや腰痛に効果があるとされているドイツの入浴剤「クナイプ」を使っています。クナイプのバスソルトは天然のハーブを使っていて香りが良く、ちょっとセレブな気分にもなります(笑)。
クナイプのバスソルトはたくさんの種類がありますが、中でも私のお気に入りはワコルダーというタイプ。ワコルダーは湿布のような独特な薬のような香りがして(というか医薬部外品なので薬のような体にいい効果があるということですね)、湯船に浸かるだけで体の疲れに効いてる気がしてスッキリするのでおすすめです😊
クナイプ バスソルト グーテエアホールング ウィンターグリーン&ワコルダーの香り 850g [医薬部外品]
¥2,127 (¥2 / グラム)
ちなみに、クナイプのバスソルトは850g入りの大きいボトルで定価¥ 2,640です。アマゾンには小分けのものや大きいボトルも割引価格で置いていているのでドラッグストアよりもお得に購入できます。下にクナイプのページのリンクを貼っておくので気になる人はチェックしてみてくださいね。
睡眠時間をたっぷり取る
睡眠時間をしっかり取ることもダイエットには非常に効果があります。
人間は6時間~8時間の十分な睡眠を取ると300kcal~350kcalのカロリーを消費します。このカロリーは5kmのランニングに相当するカロリー消費量です。
ただ寝るだけでしんどいランニング5km分のカロリー消費ができるなんて夢のようですが、それだけ睡眠というのはダイエットにとって重要だというのがよく分かります。
実際に寝起きに体重を測ってみると、しっかりと7時間以上睡眠を取ったときは、寝る前と比べて0.5kg~0.8kgほど体重が落ちたのに対し、3~4時間しか眠れなかった時は体重減少は0.3kg程度でした。
そのため私は、ダイエットを始めてから睡眠は7時間以上取るような生活リズムに整えました。ぐっすり寝るとお肌の調子もとっても良いし、睡眠って本当に大事ですね。
ダイエット開始から2週間が大事
以上が、50代の私が3ヶ月で8kg減量に成功したダイエットの秘訣になります。すべての項目をこなすのは大変だと思いますが、どの秘訣もダイエットにはとても効果があるとされるものなのなので、自分がチャレンジできそうなものをピックアップして、まずは2週間続けてみてください。
私自身、最初このダイエット方法を継続するのは大変かなと思いましたが、しんどかったのは最初の4日目くらいまで。5日目くらいからは体重が動き始めたので続けることが出来ました。そのまま頑張って2週間続けてみたところ、一気に4kgの減量に成功しました。
減量が数字で見えてくると、ダイエット継続のしんどさは薄れ、逆に継続してもっと痩せるんだ!という前向きな気持が生まれて、さらに自分を突き動かしてくれるようになります。
ダイエット成功のためには、自分が行っているダイエット法による成功体験と、その習慣化が重要です。その手がかりを掴めるのはダイエットを始めてから2週間後ぐらいになるので、まずは頑張って2週間継続してダイエット成功の糸口を見つけましょう。
50代でもダイエット成功させる方法
56歳のアラ還の私が、3ヶ月で8kg減量に成功したダイエット方法は、無理せず、余分なお金をかけず自然体で痩せていくスタイルのダイエット方法で、重要なポイントはどの秘訣も続けていくことで習慣化することができるものになっているところです。
今の自分の身体は、自分が生きているライフスタイルの積み重ねで出来ています。今自分が太っているなら、それは太る生活習慣の中で生活しているからに他なりません。
40代、50代、60代と歳を重ねていくにつれて、基礎代謝が落ちていき痩せにくい身体になっていくのは事実ですが、太らない生活習慣を身につけることができれば、年齢に関係なく、段々と身体はその生活習慣に合った体系に変わっていきます。
50代でも成功するダイエット。それは激しい運動でも極端な食事制限でもなく、スマートな生活習慣を身につけることです。
無理は禁物。続きません。無理なく毎日の生活習慣を健康に整えて、かわいいおばちゃん、おばあちゃんを目指したいと思います。
このダイエット方法は私が痩せた一例ですが、痩せたい人の参考になれば嬉しいです。3か月後の自分を信じてできることから頑張りましょう♪