高度異形成体験談 - 2024年4月30日

【高度異形成体験談03】軽度異形成の治療方法・夫婦生活はNG？【子宮頸がん検査】

CIN-1「軽度異形成」となったときの治療法は？

このページは【人間ドックの子宮頸がん検診の結果、要精密検査となったあと、私が受けた検査の記録】で、時系列にまとめています。ここに至るまでの話は下の記事を読んでください。

高度異形成体験談 [1] 私が子宮頸がんの前がん状態になった理由子宮頸がん検診で異型細胞が見つかり「要精密検査」となってしまいました。「異型細胞」って何？「高度異形成」って何？なぜ私が「子宮頸がん」になってしまったの？その理由がやっとわかりました。hpv ハイリスク型陽性のブログです。

高度異形成体験談 [2] 軽度異形成（CIN-1）になる確率は？子宮頸がん検診で要精密検査となりました。検査の様子や検査の費用を詳しくレビュー。そして精密検査の結果「CIN-1（軽度異形成）」と診断されました。精密検査を受けたときに軽度異形成となる人はいったいどのくらいの割合なのか？先生に聞いてみました。hpv ハイリスク型陽性のブログです。

精密検査を受けた結果、CIN-1（軽度異形成）ということがわかりました。

軽度異形成とは

「子宮頸部」がヒトパピローマウイルス（HPV）に感染し、細胞に変異が生じている状態の事: ※9割は自己免疫力でヒトパピローマウイルス（HPV）を排除し、自然治癒するが、ごく一部が「軽度異形成」→「中等度異形成」→「高度異形成」とゆっくり進行し、更に放置すると子宮頸がんへと進行する。

子宮がん検診を受けた中で要精密検査となる人は1割で、更に精密検査を受けた中で「CIN-1（軽度異形成）」となる人はそのうちの1～2割ということだったのですが、その１～2割の中に入ってしまったということです。何か物凄い確率を引き当て…怖いです。何とか治療をしてもらわなくては。

ミヅキ：「薬を飲むとか…「軽度異形成」の治療法は何かあるんですか？」

先生：「いえ、今の「軽度異形成」段階では特に治療というものはありません。」

ミヅキ：「えっ！治療しなくて大丈夫なんですか？」

先生：「そもそも『CIN-1（軽度異形成）』の場合だと自然消滅することが多いレベルなんです。今の『CIN-1（軽度異形成）』の状態から進行するかしないかを3ヶ月おきに観察して…もしも『CIN-2（中等度異形成）』や『CIN-3（高度異形成）』にまで進むようであれば状況を見て判断して円錐形切除の手術や子宮全摘手術をすることになります。」

ミヅキ：「そうですか…。では今の私の段階では様子見以外何もすることが無いということなんですね。」

先生：「そうですね。今後は数年越しで根気強く観察し続けることが重要になります。」

私の段階はまだ自然治癒が見込めるレベルだから心配ないけれど、逆に言うとこの先ちゃんと検査を続けておかないと、万が一の場合知らない間に病気が進行して怖いことになるかもしれないということのようです。

何も治療することがないと聞かされてすごくモヤモヤするけれど、観察するしかないのなら仕方がないし、言い換えればそれだけ緊急性は無いということだろうから少しホッとしました。

それにしても、数年越しで検査を続けるってなかなか大変なことになっちゃったな。。。

CIN-1「軽度異形成」となったときの治療法

『CIN-1（軽度異形成）』の段階では自然消滅することが多いので特に治療は無い。自然消滅するのか進行していくのかを3ヶ月おきに経過観察をするのが一般的。