高度異形成 体験談 -

【高度異形成体験談04】子宮頸がんになりやすいハイリスクHPVの型番【子宮頸がん検査】

目次

  1. 子宮頸がんになりやすいウイルスのタイプ(型番)がある?
  2. 自分の型番は何番なのか?
  3. HPVの型番を調べる検査

子宮頸がんになりやすいウイルスのタイプ(型番)がある?

[4] 子宮頸がんになりやすいハイリスクHPVの型番

このページは【人間ドックの子宮頸がん検診の結果、要精密検査となったあと、私が受けた検査の記録】で、時系列にまとめています。ここに至るまでの話は下の記事を読んでください。

[1] 私が子宮頸がんの前がん状態になった理由 高度異形成 体験談 [1] 私が子宮頸がんの前がん状態になった理由 子宮頸がん検診で異型細胞が見つかり「要精密検査」となってしまいました。「異型細胞」って何?「高度異形成」って何?なぜ私が「子宮頸がん」になってしまったの?その理由がやっとわかりました。hpv ハイリスク型 陽性のブログです。 [2] 軽度異形成(CIN-1)になる確率は? 高度異形成 体験談 [2] 軽度異形成(CIN-1)になる確率は? 子宮頸がん検診で要精密検査となりました。検査の様子や検査の費用を詳しくレビュー。そして精密検査の結果「CIN-1(軽度異形成)」と診断されました。精密検査を受けたときに軽度異形成となる人はいったいどのくらいの割合なのか?先生に聞いてみました。hpv ハイリスク型 陽性のブログです。 [3] 軽度異形成の治療方法・夫婦生活はNG? 高度異形成 体験談 [3] 軽度異形成の治療方法・夫婦生活はNG? 子宮頸がん検診で要精密検査となり、精密検査の結果「CIN-1(軽度異形成)」と診断されました。今後、どうなってしまうのか…。軽度異形成の治療方法や夫婦生活について先生に質問してみました。hpv ハイリスク型 陽性のブログです。

精密検査を受けた結果、CIN-1(軽度異形成)ということがわかりました。

軽度異形成とは
「子宮頸部」がヒトパピローマウイルス(HPV)に感染し、細胞に変異が生じている状態の事
※9割は自己免疫力でヒトパピローマウイルス(HPV)を排除し、自然治癒するが、ごく一部が「軽度異形成」→「中等度異形成」→「高度異形成」とゆっくり進行し、更に放置すると子宮頸がんへと進行する。

更に、CIN-1(軽度異形成)の段階では治療は無く進行していくかどうか3カ月おきにただ観察するのみということもわかりました。夫婦生活のことを聞いた後、先生は更に話をつづけました。

先生:「さっきの夫婦生活の話にも繋がりますが、子宮頸がんになる原因の「ヒトパピローマウイルス(HPV)」には100以上の色々なタイプがあるんです。夫婦生活の中でそのヒトパピローマウイルス(HPV)が夫婦間で行き来するわけですが、全てのウイルスが子宮頸がんに進行するわけでは有りません。」
ミヅキ:「100種類以上!?そんなにあるんですか!」
先生:「そうなんです。100種類以上ある中でも子宮頸がんに進行していきやすいハイリスクタイプと言われているのものがあリ、16型、18型、31型、33型、35型、52型、58型は要注意と言われています。その中でも子宮頸がんまで進行している人が多いのは16型や18型、52型、58型となっています。」
子宮頸がんに発展していきやすいハイリスクな型番(13種類)
1618313335、39、45、51、52、56、58、59、68
上記の13種類に該当していると高度異形成に進行しやすい。中でも赤色の型番自然消失しにくいタイプなので要注意。
特に16、18、52、58型は癌の原因になることが多い。

自分の型番は何番なのか?

[4] 子宮頸がんになりやすいハイリスクHPVの型番
ミヅキ:「先生、私は何型なんですか?」
先生:「今回、保険適用でやった検査では型番まではわからないんです。自分がどのタイプのウイルスなのかは「HPV型判定検査」で知ることもできるんですが、自分のウイルスの型を知っていても知らなくても経過観察の方法は変わりませんし、今の『CIN-1(軽度異形成)』の段階であれば自己免疫力で自然消滅する事が多いので、今の段階ではまだ型の特定をしなくても大丈夫だとは思いますよ。」

軽度異形成(CIN-1)が子宮頸がんへと進行していくのはゆっくりで、3カ月おきに数年越しで経過観察する必要があり、、、その間に自己免疫で勝手に自然消滅することも多いとは言うけれど、自分の型番を知らないまま3ヶ月おきに何年も何年もずっと観察し続けるのは精神的につらい。。。

それに、もしも万が一、16型や18型、52型、58型、だったとしたら…この先、癌に進行していく可能性もあるんだから心の準備も必要なわけで…。家族に病気の説明するにしてもやはり型番を知ることは重要だし、自らの心の準備のためにも自分の型番を知っておきたいそう思いました。


HPVの型番を調べる検査

[4] 子宮頸がんになりやすいハイリスクHPVの型番
ミヅキ:「自分の型番を知りたければその検査をしてもらうことも可能なんですか?」
先生:「可能ですよ。ただ、今の段階では保険が使えないので自費検査になりますが…型番がわかる検査を希望されますか?」
ミヅキ:「はい、お願いします。自分がどの型なのかわかっていたほうがスッキリすると思うので。」
先生:「わかりました。では、今日「HPV型判定検査」をしましょう。」
HPV型判定検査とは
HPV型判定検査とは、13種類のどの型に感染しているのかを検出する方法で、癌化する能力を有するハイリスク型のHPVを検出することができる検査。スメア検査よりもより精密な検査となる。子宮頸腟部から細胞を採取して検査を行う。

ヒトパピローマウイルスの型番を調べるHPV型判定検査は自費で6,000円ほどでした。

痛みなどは子宮頸がん検診の時と同じくらいでほぼスメア検査と言ったところです。少し出血しました。もしかして今日も要るかも?と思って念のためナプキンを持ってきていてよかったです。

病気というものには治療が付きものだと思っていましたが、「軽度異形成(CIN-1)」レベルではこれといった治療は無く、進行するか消滅するか観察し続けるしか方法が無いとは、、、。自分で何もできず待つだけしかできないことがものすごくもどかしく、不安です

今日の検査結果は来週わかるそうなので、また来週通院です。家からは1時間近くかかる病院なので来るだけでも大変ですが、これから先のことがかかっているので検査はしっかりしておかなくては。

[5] 私のHPVの型番はハイリスク型の58型! 高度異形成 体験談 [5] 私のHPVの型番はハイリスク型の58型! 子宮頸がん検診で要精密検査となり、その後の検査で軽度異形成であることがわかり、HPVの型番を調べる事になりました。検査の結果はまさかの58型。ガンに進行していく可能性のあるハイリスク型です。私が子宮全摘手術を受けるまでの体験談を綴ったブログです。